「大学入学共通テスト」(仮称)最新情報
文部科学省が「大学入学共通テスト」(仮称)の実施方針を公表したとして、
各局テレビニュースや新聞各紙で報道されていましたね
このテストは、大学入試センター試験の後継として2020年度から導入される新テストです
前回の発表までは「大学入学希望者学力評価テスト」と呼ばれていたものです
この新テストについての最新情報をまとめました
(兄がドンピシャで関わってくるので~)
今回の発表では、さほど大きな進展はありませんでした
元々、6月に実施方針を公表すると言っていましたしね
まだ途中段階での発表何でしょうね
しかし、そうは言っても前回から変わったところアリ
・英語の民間試験が複数認定される!
・その英語の民間試験へ全面移行かしばらく併存かどちらかになる!
・数学にも記述式問題を出題!
詳しく見ていきます
【英語】
・「読む・聞く・話す・書く」の4技能を民間試験で評価
英検やTOEICなどの民間試験から条件を満たすものを大学入試センターが複数認定
・民間試験は高3の4~12月に2回まで受験可能で、結果のいい方を採用する
・成績はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)という国際標準に基づき段階別評価
・2020年度から新テストに全面移行か、2023年度までは入試センター作成問題も併存か、6月中にどちらかに絞る
【国語】
・記述式問題の採点は民間業者に委託する
・80字~120字程度で答える記述式問題を3問程度出題
・記述式問題の成績は3~5段階評価
・従来のマークシート式問題は得点評価
・試験時間は、マークシート式と合わせて現80分から100分程度に延ばす
【数学】
・記述式問題を3問程度出題
・記述式問題の採点は民間業者に委託する
・記述式問題の成績は3~5段階評価
・従来のマークシート式問題は得点評価
・試験時間は、マークシート式と合わせて現60分から70分程度に延ばす
【AO入試・推薦入試】
・学力試験必須化
驚いたことが2つあります
ひとつは、
AO入試・推薦入試って学力試験無かったの?
もうひとつは、
民間テストを複数認定ってどういうこと?
だって、英検とかTOEICとかTOFLEとか・・と言われていましたが、
これをどうやって同じ段階評価で示すんでしょうか??
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)って、
ケンブリッジ英検でFCE(First Certificate in English)だと、CEFRではB2レベルにあたるそうなんですね、
それで、そのCEFR B2レベルというのは、英検準1級にあたるそうなんです
その何が疑問かというと・・・
実は私、FCEを持っているんです(゚д゚lll)
でも!英検準1級なんて受からない!(+_+)(受けてないけど)
こういうの、どうなんでしょう?
試験が複数認定されたら、こんな問題が起きないのかな???
まあ素人が心配しなくても、お偉い方々が考えてくださるとは思うのですが、
第1回生となる子どもを持つ親としては、心配極まりない。。。
【関連記事】