【続】大学入学共通テスト(英語)の行方を追うー英検の予約がもう始まるも日程などの詳細が未定って。。。
中学受験ネタではありません₍๐•ᴗ•๐₎
今の高2生が大学受験時から始まる「大学入学共通テスト」ですが
まだ混迷しています
全国高校長協会が延期を求める要望書を文科省に提出したり
高校生が文科省前で大学入試改革の中止を求める抗議デモをしたり、
これ、本当に大丈夫なん?と心配になってくる・・・
そして、この状況下
来年度の英検予約が始まりました(ʘωʘ)
英検について
英検と言っても色々種類がありまして、
これ、私も初め混乱したのですが💦
普通に思い浮かべる英検は、今でも今後も普通に行われます
回数制限とかありませんし
結果は大学入学共通テストには使われません
大学入学共通テストに使われる英検には、
CBTとS-CBTと2種類できました
これらは高3の1年間で2回受けられます
英検だけでなく他の民間テストも大学入学共通テストに使われるので
他も含めて1年間に2回です
普通の英検とこの2つの英検の違いは
後者はすべて1日で終了すること・コンピュータを使うことでしょうか
普通の英検は
ペーパーテストに合格した後、面接試験を後日受けるのですが、
大学入学共通テストに使う方は
そんな日数をかけているわけにはいかないので1日で終わるように変えたんです
speakingテストは面接ではなく、コンピュータを使用して録音になりました
で、大学入学共通テストに使う方の2つ、
CBTとS-CBTの違いは何かというと
答案をコンピュータに入力するか、紙に書くかの違いだそうです
それぞれ試験日が違います
・・・もうここまで理解するだけで必死だし(৹˃̵﹏˂̵৹)
それで、
今回予約が始まったのが
この英検のS-CBTの方
来年度の試験日も決まらず
大学も利用の仕方が決まっていないところもあるというのに
他の民間テストの試験日も未定なのに
もう予約かい!
って突っ込みたくなります
もちろん予約金要りますww
兄のママ友とは散々突っ込みまくりましたwww
さすがに英検もお問い合わせの声が想定外に多かったのか
返金しますと発表しました
でも、予約申込終了後の10月の1週間だけってーーー(・_・)
どれくらいの意味があるんでしょうか
苦しすぎる・・・
でもねー
これ、英検が悪いわけでもないんですよね
後日、ホームページで
予約金返金の際に差し引く手数料の目安までお知らせしてくれて、
本当に対応に追われている様子がうかがわれます
英検だってどれくらいの受験生が申し込んでくるのか計り切れなくて
場所や採点者をどれくらい押さえればいいのか
この予約の数で何とか知ろうとしてるんじゃないかなー
やっぱり時期尚早なんじゃないのかなー
大学の対応について
まだ利用法を発表していない大学もある現在、
取り合えず有名どころを例に挙げてみますと
東大は、
1.「英語力に関する証明書」「理由書」の様式案
2018年12月25日に公表した「2021年度東京大学一般入試における出願要件の追加について」において、今後、公表することとしていた「英語力に関する証明書」及び「理由書」の様式案を決定しましたのでお知らせします。
なお、この様式案は、今後、必要に応じて修正を行うこととし、確定した様式は、2021年度東京大学一般入試に係る募集要項等で公表することとします。
2.大学入学共通テストにおける記述式問題
大学入学共通テストの記述式問題(国語・数学)の結果は、本学の入学者選抜に利用します。
利用方法等については、今後、大学入試センターにおいて公表が予定されている試行調査(プレテスト)の検証結果等を踏まえ、改めて検討を行い、方針を決定します。
3.その他
主体性の評価(調査書等の活用)に関しては、調査書の改訂状況等を踏まえて検討を行い、方針を決定します。
と発表しています
1が英語の民間テストの利用法ですね
出願資格として民間テスト結果で得られたレベルを使用、加点はしないとしています
そのレベルはA2レベルで、英検準2級程度
東大受験生が準2級ではお話にならないので
つまり、「使用しない」と同じことですねー
更に、
民間テストを受けなくても出身高校から証明があればOKと言っています
地理的・経済的に民間テスト受験が難しい受験生への配慮ですね₍๐•ᴗ•๐₎
同じく東京の国立大学、東工大は、
1.入試区分の変更文部科学省が定める入試区分の変更に伴い,2021年度の入学者選抜より次のように変更します。
〇 一般入試 → 一般選抜
〇 AO入試 → 総合型選抜
〇 推薦入試 → 学校推薦型選抜
2.共通テストの取扱い・本学における現行の大学入試センター試験の取扱いと同様に,一般選抜,総合型選抜,学校推薦型選抜の全受験生に「大学入学共通テスト」(以下「共通テスト」という。)の5教科7科目(記述式問題(国語・数学)を含む)を課します。
・一般選抜,総合型選抜,学校推薦型選抜において,共通テストの成績をもとに第1段階選抜を行います。具体的な実施の基準については,今後決定します。
・共通テストの枠組みにおいて新たに実施される,英語の「民間の資格・検定4技能試験(以下「認定試験」という。)」については,一般選抜,総合型選抜,学校推薦型選抜の出願資格として利用します。出願資格としては,CEFRのA2以上を予定しています。
・共通テストの枠組みにおいて新たに実施される,国語の記述式問題の段階別成績表示については,マークシート式の得点に加点して活用します。具体的な加点の方法については,今後決定します。
3.個別学力検査(前期日程)・個別学力検査(前期日程)における各科目の配点は,現行どおり以下のとおりとしますが,英語については,下記の変更があります。数学300点,物理150点,化学150点,英語150点
・英語については,筆記試験を課すとともに,「認定試験」の結果を活用します。配点(150点)の内訳は,筆記試験120点,「認定試験」30点とします。「認定試験」の結果の具体的な加点方法については,今後決定します。
・英語の筆記試験の出題内容は,本学入学後に必要な論理的に英文を読み解く力および作文をする力を評価するものとします。
4.個別学力検査(後期日程)個別学力検査(後期日程)(生命理工学院)については,2021年度入学者選抜より実施しません。
5.総合型選抜及び学校推薦型選抜この入試区分においては「学力の3要素(「知識・技術」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)をより多面的・総合的に評価するために調査書や志願者本人が記載する資料等を活用します。なお活用方法については現在検討中です。
とのこと
民間テストと関係ないけど東工大は後期入試が無くなるんですね
共通テストについては、英語の民間テストA2レベルを出願資格としています
これは東大と同じ
一方
二次試験で、英語の民間テスト結果を利用(加点)するとしています
この加点については、まだ発表されていないようです
同じ東京の国立大学同士でも利用法が分かれてるという・・・
受験生は混乱するよねー💦
では、私立大学は?
と早慶を調べてみました₍๐•ᴗ•๐₎
早稲田大学は
・共通テスト(今のセンター試験)を利用する
・英語の民間テストも加点利用する
そうです
英語民間テストについては、
学部によって配点が違うようなので、志望学部の発表を要チェック
慶応義塾は全学部で共通テスト・民間テストを利用しないと発表しています
1. 大学入学共通テストは利用しません。従来のとおり,各学部のアドミッションポリシーに則った入学者選抜を実施します。
2.英語外部検定試験は利用しません。従来のとおり,英語外部検定試験の受検およびスコア等の提出は課しません。将来的な英語外部検定試験の利用については,引き続き検討を行います。
とのこと。ふむふむ
軽減税率だのポイントバックだの混乱していても
消費税アップが突き進んでいるように、
この大学入学共通テストも
大学・高校・受験生が混乱しまくりでも突き進むのかしら・・・