幸せな中学受験とその先へ

おっとり兄は中受終了組、現在私立中高一貫男子校の中2です。公立小3の弟は戦いごっこが大好きな典型的第2子、中受準備そろそろスタートなのですが・・・ 中学受験についてアレコレ書いてます

中学受験する?しない?その3 中受のデメリット

その1その2から続いてます

中学受験がいいのか、高校受験がいいのか、考えていきたいと思います
今回は、中受のデメリット

 私の考える、です。一般的じゃないところもあります
実際に受験して中高一貫校に通う兄の様子も参考にします

【デメリット】は、

・小学生の遊び盛りに、勉強に時間が取られる

それも、かなり長時間
標準的な塾スタートが3年生2月だから、6年生2月の受験日まで3年間!
それより早く始める人もいます
これって驚異的な時間だと思う、小学生にとって

ごっこやドッチボールしたいのに、それぞれの塾の日には放課後残れなくて、みんなさーっと帰っていきます

家に買えれば、果てることなき宿題にどんどん時間使います
それでも後から振り返れば4年生はまだマシでした
6年生は、家族旅行にも行かずだったなぁ・・・

・成長期の子どもから、睡眠時間を奪う

日本は大人も睡眠時間少ないそうですけど、子どもにも押し付けちゃう?
10歳の子どもが、夜8時まで塾で勉強してるんだもの
これは異常事態ではなかろうか

私が「早く寝なさい、バカになる」とうるさく言っていたので、兄は早く寝ている方でしたが、それでも6年生では夜10時11時まで起きてたこともよくありました
成長が止まっちゃいますよね、ぐすん

・問題が難しい

もちろん入試問題は小学校の勉強範囲内で出されます
でも、問題の難易度が小6にとってはかなり高いんです

中受の特徴ともいえる特殊算だとか、
複雑な家庭環境とか、人間の心の機微とか、
小6の理解能力ギリギリのところなんじゃないかな

・親のストレス

これ!中受経験者はみんな通る道

受験生といってもまだ小学生だから、
字が汚くて読めなかったり、ゆがんで書くから筆算の位取り間違えてたり、そもそも数字がヘタクソで自分で写し間違えてたり、
まあガッカリなことを次から次へとやらかしてくれるんです

各教科も、高校受験や大学受験になると、親にも難しくて口出しできなくなるんですが、
相手は小学生、つい「なんでわからないの!?」と言いたくなっちゃうんですよね
(私は言ってました。ごめん、兄!)

成績が常にいい位置で安定していると親も安心していられるのですが、
そんなことは普通はないわけで、乱高下したりずるずる落ちていったりもあるわけです
そうすると、
「ちゃんと宿題してるの!?テスト直しは!?漢字は!?計算は!?」と問い詰め始め・・
ついには、
「やる気がないなら、もうやめなさい!!!」
となる

我が子なりに一生懸命やろうとしてることは、親も理解してるのにね
で、疲れてぐっすり眠っている兄の寝顔に謝ることになる

この繰り返し

こんなストレス、中受しなければ感じなくていいんですよね

・費用がかかる

中受塾通い3年間で200万円
その後の私立中学の学費に300万円
これ、地元の公立中学に行けばかからない費用です

・学校が遠い

たいていは、受験して通う私立中の方が地元の公立中より遠いですよね
家から遠いのはデメリットだわ
東日本大震災の時、兄は小2でしたが、
学校が近くて良かったとつくづく思いました

以上、思いついた中受のデメリットでした
次回は、高校受験のメリットです

続く・・・

【関連記事】

 

yuricomama.hatenablog.com