幸せな中学受験とその先へ

おっとり兄は中受終了組、現在私立中高一貫男子校の中2です。公立小3の弟は戦いごっこが大好きな典型的第2子、中受準備そろそろスタートなのですが・・・ 中学受験についてアレコレ書いてます

早稲アカの秋フェス「開成中学・高等学校進学講演会」に行ってきました その2

前回は、
講演会前半にあった早稲アカの先生による
開成中学開成高校に合格するためのお話を書きました

今回は、私が聞きたかった
開成の校長先生の講演について書きますヾ(*´∀`*)ノ

さてお楽しみのお題は
未知の社会で生き抜く力を養う

う、これだけで聞きたくなるではないですか(*´∀`*)
さあ始まります

生物共通の願いは、子が生き残ってほしいということ
つまり人間では「自分の腕で食べていけるように」ということ
そのために子に教育をという親の願いがある

しかし「若者白書」(15歳~34歳)によると
8%は定職につかずフリーターで
2%はニートである
ひきこもりもある

ニートかぁ。。我が子がニートにならないように育てたい!(・・;))

これらの理由は
馴染めなかったということ

社会的動物とは集団の中でのふるまい方を習得したもの

では、集団に馴染むにはどうすればいいかと考えると
言語による・よらないコミュニケーションが大事

ここで成長曲線を考えると
直線右上がりグラフではなくて、準備期間が長く一気に成長し成熟するとまた伸びが落ち着くグラフとなっている

この長い準備期間に耐えられるかがキーとなる

コミュニケーションは話すことから練習し、文字を使った読み書きへと成長する

話す練習としては
子どもに習ったことを話させ、合いの手を入れるのがいい
子どもが2話し親は1話す、2対1がちょうどいい
学習の定着とコミュニケーション力が養われる

文字を使うようになると
抽象的概念を伝えられるようになる
5W1Hの疑問詞に答える形で、論理的表現を使い自分の意思を的確に伝える

これが人に馴染むことにつながる

さて、
先ほどの成長曲線の長い準備期間に耐えられるかどうかに戻ると
これは成功体験が効いてくる

自己肯定感」「自信」を育てることが大事

若者白書によると
日本はアメリカ・ヨーロッパ・韓国に比べても格段に自己肯定感・自信が低い

自己肯定感を育てることが真の国際化ではないか

それには「褒める」のがいい

誰かと比べる水平比較ではなく
子どもの以前の状態と比較して褒める垂直比較がいい

進歩した点・改良された点を具体的に褒める
褒めることで、何が望ましいのかという価値観を伝える

子どもには
安心できる居場所を用意し、垂直比較で褒めるのが大事

で。
開成ではこれらを用意しております
となりまして

自主性・自律性を育み、
授業では、知識の習得を通して学問の学び方を身に着け、
部活では、好きなものを通して個性を際立たせ、
学校行事では、多様な意見から合意に至るサロンを通して社会性を身に着ける

とのことです

ちなみに、
開成生は先ほどの自己肯定感・自信ともに
諸外国を同レベルだそうです

良かった
開成でも低かったらどうしようもないですよね(;'∀')

お題の結論は
子どもをよく観察し、得意分野を引き出し育むこと
だそうです

ふーむ
自己肯定感、最近よく聞きますよね
やはり大事ですか

子どもが自慢げに話していると
威張るんじゃない!と鼻っ柱へし折るんじゃなくて
すごいねーと聞いてあげるのがいいんですね

なんか、昔と違う

時代が変わってきてると
こんなことでも感じます

兄には自慢しないように、井の中の蛙にならないように、と対応してきてしまったけど、
弟にはどんどん舞い上がらせてみようかな( ´艸`)

そうそう、
この話は全て本に載っています
って宣伝も忘れずにおっしゃってましたよ(笑)

これは、私もまだ読んでません
10歳、過ぎちゃいましたけど?

と思ったら、こんなのもありましたね

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