【続】大学入学共通テスト(英語)の行方を追う
不定期のシリーズ化です(笑)
前回はこちら
もうあまりに変わっていくので
どの段階で書こうか迷っていましたが
さすがに今回は書いておく必要あるよね~と思いまして
小学生の保護者さんには
まだちょっと先でしょ感がある大学入試ですが、
それでも進学校を志望する場合
大学入試を見据えて中高のカリキュラムが組まれるわけですし
更に言えば
新しい大学入試に成功しそうな子を集めるために
中学・高校入試も適応していきますよね
また、こういう改革が実際に今の小学生にどう影響するのか
不安に思う保護者さんも多くて
大学まで入試無しでいける附属中学校を選ぶご家庭が増えているのも事実です
つまり
この大学入試改革って、
小学生親だからって知らんぷりしていられないモノなんですよねー
前置きが長くなりました
今回の、無視できない変更点とは・・・
TOEICが外れました!
ってことです
今までの経緯をご存知ない方は
へ?
ですよね
過去記事で流れを追っていますので
もし良ければどうぞ ₍๐•ᴗ•๐₎
こうして過去記事見てみると
2017年からやってるんですねー💦
そしてまだ決まらないという・・・( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
英語の試験では
4技能と呼ばれる「読む・聞く・話す・書く」をテストすることになりましたが、
それを大学入試センターが行うことや二次試験までの短期間に採点することが困難だろうということで
今までの実績がある民間テストを利用しようということになりました
そしてその民間テストとして
・ケンブリッジ英検
・英検(CBTという1日で終わる新型の英検)
・GTEC(ベネッセのテスト。現中高生は学校で受けたことがあるかも)
・IELTS(ブリティッシュカウンシル)
・TEAP(英検協会)
・TEAP CBT(英検協会)
・TOEFL iBT
・TOEIC
が認定されていました
それなのにー
ここにきてTOEICが離脱!
イギリスのBrexitじゃあるまいし( °o° )
民間テストは受験生である高3や既卒性が受けるもので
来年4月から実施される予定なんですね
それって後9か月切ってるんですけど!?
そんなバタバタをさらしてでも離脱しなければならなかった理由とは
大学入試センターが求めた期限に合わせて受験生のテスト結果を提供するのが困難だと判断したからだそうです
AO入試・推薦入試・一般入試に合わせて、
7月・9月・12月の3回に分けて大学入試センターに成績提供をするそうなんですが、
その試験の日程調整・システム作りが難しい → 断念となったそうです
制度を変えるのって
本当に難しいことなんですねぇ。。。
TOEICはビジネス向けではありますが
日本各地で結構頻繁に行われている試験なので
練習しやすい試験だったのではないでしょうか
(ウチの兄は受けたことありませんが)
そういう受験生にはかなり大きな衝撃のニュースだったと思います
でも、まあ
もっと近くなってからの発表だったり
実際にやってみて「むーりー」だったりするよりは
この決断はありがたかったのかもしれませんね
それにしても
TOEICが無理だって言うなら、他の民間テストは大丈夫なんだろうか
という不安も出て来ちゃうんですが
そこのとこ、しっかりお願いしますよー